「子どもたちが北海道をプログラミングで案内!」
ITサポート銀のかささぎが観光×体験×ICT教育の新企画を始動
――児童養護施設の子どもたちに、飛行機で行く“学びの旅”を――
特定非営利活動法人 ITサポート銀のかささぎ
特定非営利活動法人 ITサポート銀のかささぎ(本部:長野県長野市、理事長:山越久美子)は、公益財団法人日本フィランソロピック財団が実施する「第1回 社会的養護下の子ども応援基金」の助成先に採択されました。
本事業では、児童養護施設に暮らす小学生たちが、北海道への体験旅行を通じて観光案内のプログラミングを学び、自らの取材・動画編集を通して地域の魅力を発信するという、ICTとリアル体験を組み合わせた教育プロジェクトを実施します。
参加する子どもたちは、Scratchなどを使った月2回のプログラミング講座を受けながら、2025年夏には飛行機で北海道へ。
現地ではエスコンフィールドや札幌時計台、小樽水族館などを訪問・取材し、その体験を基に「子ども目線の観光ガイド」をプログラミングで制作。動画はYouTubeや専用ホームページで発信予定です。
■なぜこの事業を行うのか?
家庭環境によっては、飛行機に乗ったことがない、観光地を訪れたことがない子どもたちがいます。旅を通じた感動や驚き――その“体験”こそが、創造力や表現力の土台となり、未来の可能性を広げる鍵です。
私たちはこれまで、タブレット学習やプログラミング支援を行ってきましたが、学力の格差の背景には「体験の格差」があると強く感じています。
今回の事業では、プログラミング教育とリアルな体験を組み合わせ、子どもたち自身が北海道を取材・編集・発信する取り組みを行います。
【事業名】北海道の観光案内をプログラミングしよう!
【実施期間】2025年2月~2026年1月 札幌体験旅行 7/28(月)~30(水)
【対象者】長野県内の児童養護施設に暮らす小学生(10名)
【主な事業内容】
- Scratchを使ったプログラミング教室
- 北海道への体験旅行(松本~千歳空港:飛行機利用)
- 小樽・札幌周辺の観光地取材(エスコンフィールド、時計台、小樽水族館など)
- InstagramやYouTube用のショート動画編集
- ホームページ上で観光ガイドを発信
子どもたちが「見る」「体験する」「伝える」ことを通して、自信と表現力を育てる取り組み。
ICTで、子どもたちの未来をもっと豊かに。
団体概要
特定非営利活動法人ITサポート銀のかささぎ
理事長 山越久美子
設立年月日 2012年4月
所在地 長野県長野市川中島町御厨1597
虐待を受けて保護された子どもたちが多くいる一時保護所や児童養護施設、子どもの居場所でICTによる学習支援を行ない、学習したいけれど学習する環境が無い子どもへの支援をし、学力格差のない社会を目指す。
【お問い合わせ先】
特定非営利活動法人 ITサポート銀のかささぎ
Email:info@i-kasasagi.com
公式HP:https://www.i-kasasagi.com/