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貧困になる要因

—女性の就業率は学歴が大きく影響しており、特に中学・高校卒業の女子は就業率が厳しい状況に置かれているという結果が出ています。(内閣府調べ・非正規雇用と女性の生活困難・第25図参照)
更に、母子家庭の貧困に焦点を当ててみると、仕事があっても貧困率が高いという結果がでており、これは日本特有の状況であると言います。(内閣府調べ・非正規雇用と女性の生活困難・第26図参照) —原因は、母子家庭の雇用形態が、パートタイマーなどの非正規雇用であることが多いといわれています。

貧困連鎖

—内閣府の調べによると、一度生活が困難な状況に陥ると、長きにわたって抜け出すことができない事態に陥ります(=貧困の固定化)。そして、生活困難な状況が次の世代に受け継がれる(=貧困連鎖)となっていくようです。

また、育児や介護などで仕事を中断しやすい女性は、低収入で不安定な雇用につきやすい就業構造があると言います。そしてこういった就業形態の積み重ねからくる年金水準は低くなり、高齢期においても経済的基盤は弱くなるようです。

活動のご紹介

ボランティア研修

学生ボランティアをはじめとした各種サポートメンバーの研修を行っています。

児童養護施設で学習支援

月2回児童養護施設へ訪問して学習支援をします。施設にはないタブレット学習を心待ちにしている子どもたち。

子ども食堂で学習支援

月2回子ども食堂へ訪問して学習支援をします。タブレットを使った学習支援は学校の宿題を終わった後に行っています。

プログラミング講座

microビットなどを取り入れた プログラミング教室を開催。 作品作りなどを楽しみながら取り組んでいます。

広報活動

ICT学習支援事業について口演発表を行い多くの専門家や医療関係・教育関係者の他、児童養護関係の方に活動を発表しています。

交流会

東京で活動する学生を児童養護施設へ招き、iPadの学習やプログラミングなどをしながら子どもたちと交流しました。

主な実績

2012年4月 ボランティアグループ発足
2012年7月 東京児童相談所一時保護所で学習支援活動を始める
2013年5月 特定非営利活動法人登記
2013年5月 日本子ども虐待防止学会加盟
2014年4月 長野と東京の児童福祉施設での学習サポートを始める
2014年9月 JaSPCAN子ども虐待防止世界会議名古屋2014で「被虐待児へのICT教育」について発表
2015年1月 子ども虐待防止オレンジリボン全国ネットワーク支援団体登録 
2017年3月 子ども食堂での学習サポートを始める
2017年4月 プログラミング講座はじめる
2019年3月 年間延べ1500人のサポート達成
<行政補助金事業>
長野県元気づくり支援金 2017-2019
 貧困家庭の子どもたちへのICT学習支援事業
ながのまちづくり事業 
 子どもの居場所でのICT学習支援を2018年度より月2回行っている
<企業提携>
ソフトバンクCSR2012年よりiPad貸与、2017年度よりpepper 貸与
東京大学の大学生と東京児童相談所一時保護所の子どもたちへタブレット学習を行っている。
富士通ラーニングメディア プログラミング教室教材貸与
<民間助成金>
ろうきん助成金事業
 児童養護施設での学習支援充実のために2013年より松代福祉寮、調布学園、恵愛で学習支援を行っている。
子どもゆめ基金
 松代の観光案内をプログラミングしよう を2017年度より3年間月1回のペースで行っている。
<所属団体>
■日本子ども虐待防止学会会員 2012年度より毎年学会で口演発表を行っている
■子ども虐待防止オレンジリボン全国ネットワーク支援団体
■ショートタイムワークアライアンスへ参加  超短時間雇用モデルのベースとなるIDEA (Inclusive and Diverse Employment with
Accommodation)プロジェクトへ参加し、就労の機会を一人でも多くの人々に広げていくための活動を研究。週20時間未満(法定雇用率では算定外となってしまう)の「超短時間雇用・就労」モデルショートタイムワークアライアンスに参加している。
■内閣府が運営している「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画

銀のかささぎ 基本理念

21世紀を生きる子どもたちにとって必要不可欠であるITを使って学習支援をしていくことで、不遇にあった子どもたちを学校や社会へ、そして明るい未来へ繋いでいきたいと考えています。「かささぎ」は七夕伝説において、彦星と織姫星を“つなぐ”役割を果たしていますが、私たちはそんな子どもたちと社会を銀のタブレットで“つなぐ”かささぎになりたいと考えています。

未来に羽ばたく子ども達のために
皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します

寄付をする

子どもたちの学習への意欲を育て、できる喜びを届けます。

私たちにできること

子どもたちのために、一緒にできることをやりやい

企業・法人の皆様

活動に賛同いただきご支援を随時募集しています。

「支援する」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: がんばっています!長野地域のNPO法人 | ほっとスタッフブログながの

  2. ピンバック: Pepperがやってきたーー‼ | ほっとスタッフブログながの

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