
この度、私たちの団体は公益財団法人日本フィランソロピック財団の第1回「社会的養護下の子ども応援基金」の助成先に選ばれました。この基金は、社会的養護下にある子どもたちに多様な体験機会を提供し、自立心や好奇心を育むことを目的としています。
私たちの事業名は「北海道の観光案内をプログラミングしよう!」です。
この事業は、社会的養護下にある子どもたちを対象に、プログラミング教育を通じて北海道の観光案内アプリを作成することを目指しています。子どもたちは、プログラミングの基礎を学びながら、北海道の文化や観光地についても深く知ることができます。これにより、技術的なスキルだけでなく、地域理解やコミュニケーション能力の向上も期待されます。
事業の主な内容は以下のとおりです。

- プログラミング基礎講座の実施:子どもたちにプログラミングの基本を学んでもらうための講座を開催します。初心者でも理解しやすい内容で、楽しみながら学べる工夫を取り入れます。
- 北海道の観光地リサーチ:子どもたち自身が北海道の観光地や文化について調査し、アプリのコンテンツとして取り入れます。これにより、地域理解を深めるとともに、自ら情報を収集・整理する力を養います。
- 観光案内アプリの開発:学んだプログラミングスキルと収集した情報をもとに、観光案内アプリを作成します。チームでの作業を通じて、協力することの大切さや達成感を味わってもらいます。
- 発表会の開催:完成したアプリを地域の方々や関係者に披露する発表会を行います。子どもたちの努力の成果を共有し、地域とのつながりを深めます。
私たちは、この助成を受けることで、これまで以上に質の高いプログラムを提供できることを大変嬉しく思っています。子どもたちが新しい技術や知識を身につけ、未来への可能性を広げる手助けができるよう、スタッフ一同全力で取り組んでまいります。
最後に、今回の助成を決定してくださった日本フィランソロピック財団の皆様、そして日頃より私たちの活動を支えてくださる全ての方々に心より感謝申し上げます。これからも子どもたちの健やかな成長を支援するため、努力を続けてまいります。