
2025年度 事業名
北海道の観光案内をプログラミングしよう!
本事業では、児童養護施設などで暮らす子どもたちを対象に、観光とプログラミングを組み合わせた体験型学習を行いました。夏休みには実際に北海道を訪れ、エスコンフィールドや小樽のスポットを見学し、観光の魅力を自分たちの目で確かめました。
その体験をもとに観光案内アプリやデジタルマップづくりに挑戦し、“自分で見た北海道”をプログラミングで表現しました。学びと旅がつながる、子どもならではの創造的な取り組みです。
【目的】
- プログラミング的思考の習得と表現力の向上
- 地域理解・郷土愛を深める学びの体験
- 他者と協働する力や自己表現力を育む機会の提供
- 社会的養護下の子どもたちへの多様な学習支援
子どもたちが新しい技術や知識を身につけ、未来への可能性を広げる手助けができるよう、スタッフ一同全力で取り組んでまいります。
【主な実施内容】
- 北海道の観光地に関する事前学習(オンライン/集合型)
- 施設内でのプログラミング基礎講座(scratch等を使用)
- 観光案内マップ/アプリの制作ワークショップ
- 完成作品の発表会・共有会
- scratchでプログラミング パワーポイント等でプレゼンテーション体験 など

■2025年7月開催 北海道旅行
























この夏、児童養護施設で暮らす子どもたちとともに、長野から飛行機に乗って北海道へ体験学習旅行に出かけました。今回の旅は、プログラミングや動画制作の学習と連動した「観光案内づくり」の一環で、子どもたちが自らの目で観て、感じたことを表現するための貴重なインプットの機会となりました。
なかでも特に印象深かったのは、北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールドHOKKAIDOの見学ツアーです。球場の最新鋭の設備や、通常は一般に開放されていないロッカールーム、選手の通路、記者会見室などを実際に見ることができ、子どもたちは目を輝かせていました。広々としたフィールドに立った瞬間の子どもたちの歓声は忘れられません。映像やスクリーン、観客席のつくりなど、まるで未来のスタジアムを体験するようなワクワク感があり、スポーツへの興味や「裏側を知る面白さ」に気づくきっかけにもなったようです。
小樽水族館の見学も大変好評でした。イルカやペンギン、アザラシなどの生き物との出会いに子どもたちは興奮し、「こんな近くで見たの初めて!」という声が多く聞かれました。展示だけでなく、飼育員の解説を通して、命や自然の大切さを感じることができた貴重な学びの場でした。
さらに、自由見学の時間には、小樽運河周辺を歩きながら、子どもたち自身が写真や動画を撮影。どんなふうに紹介しようかと相談し合いながら、観光地の魅力を自分の言葉で表現する力が育っている様子が見られました。夜には札幌のバイキングで夕食。夜景も見学しきらめく街の光に包まれながら、心に残るひとときとなりました。
また、食事も大きな楽しみのひとつで、普段はなかなか体験できないレストランでの食事に子どもたちは大喜び。海鮮など北海道ならではの味を楽しみ、みんな笑顔いっぱいで食べていました。旅の終盤には、「また行きたい!」「北海道の動画をもっとかっこよく編集したい!」と、次の学びへの意欲が自然と生まれていました。
この旅行を通して、子どもたちはただ観光地を「見る」だけでなく、「伝えるために観る」「感じたことを形にする」という、新しい視点を得ることができました。今後はこの体験を活かして、プログラミングや動画編集の学習を深め、北海道観光ガイドの作品をホームページやSNSで発信していく予定です。
心を動かす体験のひとつひとつが、子どもたちの未来への一歩になると信じて。これからもこのような「学びと体験がつながる活動」を継続していきたいと強く感じています。
⇒続いて9月プログラミング制作へ 随時更新していきます
「社会的養護下の子ども応援基金」助成事業

