ICT LEARNING SUPPORT
児童養護施設 ICT学習支援
学ぶ楽しさと、「できた!」という喜びを。
一人ひとりの可能性を育む学習支援。
OUR PURPOSE
なぜ、この事業に取り組むのか
家庭環境に左右されない学びの機会を
子どもたちの学習環境は、家庭や生活の状況によって 大きく異なることがあります。
十分な学習機会を得られないまま、基礎的な知識の 積み重ねが難しくなり、勉強への苦手意識を持つ 子どもたちもいます。
私たちは、子どもたちが置かれた環境にかかわらず、 自分のペースで学び、学習する習慣を身につけられる よう支援しています。
ICT EDUCATION
ICTを活用した、一人ひとりに合った学習
タブレット端末を使い、学びのつまずきに寄り添います。
iPadを活用した学習支援
銀のかささぎでは、児童養護施設や一時保護所などで、 iPadを活用した学習支援に取り組んできました。
学習アプリを通して理解が十分でない単元を確認し、 必要に応じて繰り返し学習します。
学生ボランティアなどのメディアコーディネーターが 子どもたちの学習を見守り、一人ひとりの理解度や 興味・関心に合わせてサポートします。
自分のペースで学ぶ
理解度に合わせて、必要な単元を選びながら学習します。
繰り返し学ぶ
つまずいたところに戻り、理解を深める機会をつくります。
楽しみながら学ぶ
興味を持てる教材を活用し、学習への意欲を育みます。
KASASAGI LEARNING MODEL
「できる」喜びを届けたい
かささぎ学習支援モデル
一人ひとりの学習の芽を育てる
メディアコーディネーターは、子どもたちの 学習の様子を見ながら、理解できていることや つまずいている箇所を確認します。
学習内容を小さなまとまりに分け、 できるようになったことを丁寧に認めます。
こうした「経験の積み木」を少しずつ増やすことで、 新しい学びに挑戦する気持ちを育てていきます。
LEARNING MOTIVATION
学ぶ意欲を支える工夫
スタンプカード「かささぎブック」
学習内容を単元ごとに分け、理解できたところや 達成できた課題をスタンプで記録する取り組みです。
努力や成長を目に見える形にすることで、 学習を続ける楽しさにつなげます。 スタンプの数に応じたプレゼントも用意し、 子どもたちの意欲を応援してきました。
努力と成長を認める表彰制度
テストの結果や学習の進み具合だけでなく、 日々の努力や成長にも目を向けて表彰する取り組みです。
一人ひとりの頑張りを認められるよう、 さまざまな賞を設け、学ぶことへの自信と 意欲につなげることを大切にしています。
VOICES FROM THE FIELD
施設・子どもたちの声
松代福祉寮 職員の方から
松代福祉寮では、平成27年度からタブレット端末を 利用した学習支援が行われてきました。
タブレット学習は、一問一答形式で取り組めることや、 その場で正誤が分かること、過去の学習履歴を 振り返れることなどから、子どもたちにとって 親しみやすい学習方法であると紹介されています。
堅苦しい気持ちではなく、楽しみながら 学習に取り組めている様子が伝えられています。
子どもたちの感想
普段使うことがないタブレット端末を使うことができるので嬉しい。
小学3年生・男子
まだ学校で学習していないことでも、自分がやりたいと思ったことをタブレット端末で自由に選んで学習することができるのが良い。
小学6年生・女子
自分で学習する時にはできないようなこともタブレット端末を使えばできるので、わかりやすい。例えば、地図でパズルのようにして国の位置を覚える学習。
小学6年生・女子
CHALLENGES
活動から見えてきた課題
これまでの学習支援を通じて、子どもたちの 家庭での養育環境や学習機会、進学に向けた 基礎学力など、さまざまな課題を感じてきました。
学習のつまずきには、それまでの生活環境や 学ぶ機会の不足が関係している場合があります。 また、子どもたちに必要な支援は一人ひとり異なります。
児童養護施設などでの支援に加え、 困難を抱える家庭の子どもたちにも学びの機会を 広げていくことが大切だと考えています。
ACTIVITY LOCATIONS
これまでの訪問先施設
以下は2023年時点の掲載記録です。
| 施設名 | 所在地 | 当時の支援日 |
|---|---|---|
| 調布学園・第二調布学園 | 東京都調布市富士見町3-18-1 | 毎月2回・隔週日曜日ほか |
| 松代福祉寮 | 長野県長野市松代町東条字腰巻108番地2 | 毎月2回・隔週土曜日ほか |
| 恵愛学園 | 長野県千曲市稲荷山3842-1 | 毎月2回・隔週水曜日ほか |
| 三帰寮 | 長野県長野市大字屋島2373 | 毎月2回・隔週金曜日ほか |
| おさひめチャイルドキャンプ | 長野県飯田市仲ノ町305-6 | 毎月2回・隔週日曜日ほか |
※2023年時点の記録です。現在の訪問先や実施日程を示すものではありません。
ACTIVITY ALBUM
活動アルバム・活動報告
これまでの児童養護施設での活動をご紹介しています。
MESSAGE
代表メッセージ
「ICTは学力向上に役立つ」。 それは、私たちが長年ICTを活用した学習支援に 取り組む中で実感してきたことです。
活動のきっかけは、虐待などの事情により 保護された子どもたちが生活する一時保護所を 訪問したことでした。
学校に通うことが難しく、十分な学習環境が 整っていない子どもたちに、iPadを使った 学習支援を提案しました。
学習ボランティアを募ったところ、 東京大学の学生を中心に協力者が集まり、 定期的な学習支援が始まりました。
子どもたちの学習の習熟度はさまざまでしたが、 ICTを活用することで、一人ひとりに合わせた 学習を支援することができました。 やがて、学習支援の日を楽しみに待ってくれる 子どもたちも増えていきました。
私たちは、この経験をより多くの子どもたちに 届けたいと考え、NPOとして活動を広げてきました。
これからは学習機会だけでなく、さまざまな 体験の機会にも目を向け、子どもたちの 可能性を広げる活動を進めていきたいと考えています。
子どもたちの成長を支える取り組みを、 多くの支援者の皆さまとともに続けてまいります。
2025年2月
山越 久美子
SUPPORT CHILDREN’S FUTURE
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